講演会

11月9日、水戸市の県建設技術研修センターにて水戸支部主催の講演会が開催された。
講演では京都大学大学院都市社会工学専攻教授の藤井聡氏を講師に招き、「『国土強靱化』が日本を救う」をテーマに解説していただいた。 藤井教授は、幕末に日本を動かしたのは水戸学だったことを紹介し、「水戸学は、危機を乗り越えるために情報を分析し、的確に対応するためのもの。強靱化論も同じである」と指摘。そして、行財政改革によって国民の暮らしが壊され、建設業界も疲弊していることに触れ、「一品受注という建設業の特性を考えると、受注を均等化する仕組みが必要」と提言した。
講演には県内の官民の建設関係者が多数出席し、熱心に聴講していた。質疑応答のあと、出席した約350人は講演内容に拍手をもって応えた。

開催日	平成24年11月9日(金)　10：00～12：00
講演内容	『国土強靱化』（公共工事）が日本を救う
共催	（社）茨城県建設業協会
後援	東日本建設業保証（株）茨城支店 日本工業経済新聞社水戸支局

講演会の様子