茨城県の史跡紹介

吉田神社

由緒・沿革

景行天皇の皇子日本武尊が、東国の蝦夷を平定しての帰り道に、常陸の国を通り兵を朝日山に休息させた故事を以って、この地に神社を建立し尊を奉祀しました。このことから、国内第三社とも呼称されています。これは建暦三年の本社文書によるもので、また応安元年の本社文書に常陸国吉田第三の社とあり、永仁五年の薬王院文書にも吉田第三の社と出ています。これは日本武尊と関係の深い尾張の国熱田神宮を第三宮というところから出たものであると伝えられています。

現在においても毎年十月中旬の金・土・日曜日には、旧下市周辺を挙げて盛んな御輿渡御の神事が行われ、細谷町舟渡の那珂川岸に渡御することは今も古例の通りです。

基本情報

所在地 茨城県水戸市宮内町3193-2
交通 JR常磐線JR水戸駅より 関東鉄道バス吉田神社前下車
備考

公式ホームページはこちらより»

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