茨城県の史跡紹介

大杉神社

由緒・沿革

伝承によると、天保9年(1838年)天然痘が流行した時、茨城県南部にある(稲敷市阿波)に総本社がある「大杉神社」より疫病退散の神「あんば様」をお迎えし、涸沼のほとりに大杉神社を建立し天狗面を借りてきて祀ったところ、天然痘が治まったという言い伝えがあります。涸沼は茨城百景にも選ばれている景勝地であり、水戸の南側にある周囲22kmの汽水湖です。
毎年夏に「あんば祭」が開催されます。あんば祭は、素鷲神社の「祇園祭」と大杉神社の「御田植祭」が一緒になったものです。その特徴は、湖水に浮かべた数隻の船に舞台を設えてお囃子を奏でながら、おかめ、ひょっとこ、きつね、獅子等の踊りを奉納する全国でも珍しいお祭りです。

基本情報

所在地 茨城県東茨城郡茨城町下石崎1652番
交通 JR常磐線水戸駅より車で約30分

演目:きつね/ 舞台舟が接岸してきます。/ 演目は、おかめ/ きつねの競演

上記「お祭りの様子」で使用している写真及び情報は、JAZZの普段着写眞館様より転載させて頂いております。
素敵な写真が沢山掲載されています。

一覧へもどる