支部総会

平成18年度定時総会

2006.4.25

原案通り全議案可決

茨城県建設業協会水戸支部 平成18年度定時総会

 (社)茨城県建設業協会水戸支部の平成18年度定時総会は去る4月25日午前10時30分より、水戸市青柳の茨城県建設技術センターで開催されました。
夏坂支部長は冒頭の挨拶の中で、「鳥インフルエンザの防疫業務支援活動・地震災害時に於ける災害調査・道路清掃などの建設業の地域貢献活動への協力」に 対してお礼を述べ、また、「公共事業の大幅な減少や、入札契約適正化法・独占禁止法・品格法等等により建設業の経営そのものが難しいものとなり、まさに強 者と弱者の二極化が進む中、生き残りをかけて経営の合理化・近代化を進めなければならない。」と述べました。このような環境なかで、「共存共栄をはかり、 透明性堅持し諸法令を遵守しながら、切磋琢磨して技術の研鑚と経営の改善に努めて競争社会を勝ち抜いていただきたい。」と励ましの言葉を述べました。
来賓からは、同協会の岡部英男会長からあいさつを頂き、「品格法が施行され、我々業者はより良い仕事をしたいが、公共事業費がこのような状況ではどうに もならない。6月には国交省関東整備局長が本県を訪れるが、目的意識を持って、若い人には率直な意見を述べてもらわないとこの業界は良くならない。」と、 述べられました。
議事では、平成17年度事業報告及び決算、会費の決定(案)、平成18年度事業計画(案)及び予算(案)、役員改選など全議案を満場一致で可決・承認されました。  また、任期満了に伴う役員改選では28名の理事、5名の監事を選任。尾曽正人氏が新支部長に就任、副支部長に犬塚卓、鈴木重男、松嵜武夫、川又明氏が再任、新たに関根愼一氏が加わり、承認されました。
就任を受けて、尾曽支部長は「夏坂支部長の後を引き継ぐのは大変なプレッシャーだが、心強いスタッフと供に舵を取っていきたい。」とした上で、「これまでに経験した事のない氷河期をこの業界は迎えているといえるが、こういう時にこそ、お互い同じ方向を向いて、協力し合い、いつか良い時代が来るだろうと希望と元気を失わないようやっていきたい。」と、力強く抱負を述べた。
最後に、今期限りで退任となった夏坂支部長は、「地方の業者を救う取り組みが始まると思うが、それを待っていたのでは遅い。」と、会員に対して一層の協力体制の強化を要望し、これまでの支援に対する御礼を述べた。
また19年度の支部運営については、「予算が支部始まって以来の緊縮予算を編成することになった」と報告。「無駄を省いて支部の舵取りを行うので、窮状を理解して支援を」と会員の理解・協力を求めました。
組合員ら多数が出席し、20年度の事業計画などを承認しました。20年度は、各種経営研修会や安全パトロールなどを進めていく事が承認されました。また、役員改選では尾曽支部長の再任が承認されました。

議事では、19年度事業報告や収支決算、20年度事業計画案並びに歳入歳出予算案の承認などについて審議し、満場一致で可決しました。

尾曽支部長は引き続き厳しい経営環境にあるとの認識を示した上で、「今年度も、各社が切磋琢磨しながら一致団結していきましょう。緊張感を保ちながらの支部運営に努めていきたいと考えています」と述べました。

 

支部長あいさつ

 本日は平成18年度茨城県建設業協会水戸支部定時総会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。平素は水戸支部会員の皆様には支部運営につき格別のご協力とご支援を賜り、厚く御礼を申しあげます。また、昨年は鳥インフルエンザ防疫業務支援活動・地震災害時に於ける災害調査・道路清掃などを通して、建設業のイメージアップの活動に参加を頂きまして有難うございます。
本日はご多忙の中を(社)茨城県建設業協会岡部会長をはじめ、関連団体のご来賓の皆様にはご出席を賜り心より感謝申し上げます。
さて、今日の建設業界はご承知のように公共投資の削減により、官民を問わず、建設事業の大幅な減少により正に苦境に立たされている所であります。加えて入札契約適正化法や独占禁止法、品格法等等、また電子入札やIT化の推進により、建設業の経営そのものが、かつてないほど難しくなってきております。 かつて水戸支部会員数は180社ほどありましたが、現在は105社に激減しました。まさに淘汰の時代を迎えたと言われ、強者と弱者の二極化が進み、社会問題になりつつあります。今後生き残りをかけて経営の合理化・近代化を進めなければならない。
この様な環境の中で、共存共栄をはかり、相互扶助助け合いの精神で、透明性を堅持し諸法令を遵守しながら、切磋琢磨し技術の研鑚と経営の改善に努め競争社会を勝ち抜いていかなければなりません。正にこの様な厳しい時代を乗り切るためには、岡部協会長の強力なるリーダーシップの元、水戸支部執行部も若返り、一致協力し力を合わせて頑張らなければならないと思います。
御参席賜りました皆様方の更なるご支援と、なお一層のご活躍とご健勝をお祈りいたしましてご挨拶といたします。

茨城県建設業協会水戸支部長 夏坂 専松

建設業暴力追放推進協議会水戸支部・平成18年度定時総会

引き続き、建設業暴力追放推進協議会水戸支部の平成18年度定時総会も行われ平成18年度事業計画(案)、同予算(案)などを原案通り可決しました。

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